スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海外移住の仕事獲得作戦

海外移住する場合、現役世代なら、資産家とか特殊技能を持つ人とか自分で事業を起こせる人でもない限り、雇用主を見つけなければなりません。私のまわりにはIT関連専門職として雇用されている移住者が多く、かなり前に移住した人はもちろん最近来た人も多いです。IT専門職は比較的移民が入りやすい職種です。この国ではIT関連産業は移民がいないとなりたたず、私の前の雇用主のように、国内だけでは人材がまかないきれないので、毎年海外まで出掛けて行って人集めをしている会社もあります。最近オーストラリアは永住権を取るのがだんだん厳しくなっているので移住は難しいと思いこんでいる人が多いようですが、オーストラリアが門戸を閉ざしているというよりも、世界中から来ているのに日本からは来ていないというだけの話です。

私はちょうど基準が緩くなったタイミングで永住権を取って渡豪しましたが、それからすぐに基準が変わりました。移民政策はクルクル変わるので、今の状態がいつまで続くかわかりません。永住権は持っているに越したことはないですが、実際私のまわりでは、永住権にこだわらず、面接を受けて企業にビザスポンサーになってもらって来ている人も多いです。そういう人は、私もそうでしたが自分の国で電話面接をして雇用契約を交わし、引越をして初めて会社に行くパターンです。スカイプ面接も普通のことなので、顔を見て話したければそれも可能。日本と違って人物を見るよりスキルを見ることとスピードが重要なので、物理的に近くにいることは絶対条件ではないのです。今は職探し、応募、面接、オファー、契約まで遠隔地に居ながらできるので、海外にいる人には便利になりました。

職探しはネットでできます。応募条件はかなり細かく書いてあるので、今の市場でどんなスキルや経験が求められているかがわかります。必要な学位や給料の目安が書いてあることもあるし、ビザのスポンサーになってくれるとはっきり書いてある募集もあります。特にITの場合は今の市場がどんなスキルを求めているかは一年程度ですぐに傾向が変わることもあるので、タイミングも重要です。今は情報は何でもネットで手に入るので、日本にいてもかなりのことができます。

しかし実際のところ、他の移民と同じ土俵で就職するには、日本で普通にサラリーマンをしていた人には難関というのは確かです。日本は大学を出ても英語もしゃべれず、専門能力も低いというきわめて特殊な国。しかも年功序列、終身雇用の習慣が根強く残っているため、キャリアに関する姿勢、仕事のやり方、積み上げてきたものが他の国の人と全然違うと言わざるを得ません。日本では専門能力を磨こうとしても会社がそういうキャリアパスを用意してくれないので、専門外のやりたくもない仕事がたくさん回ってきたりして邪魔が入るし、市場も普通の会社員には専門能力を求めていません。言葉の壁があっても普通の国から普通の国へ移るのはまだハードルが低いのでしょうが、普通の国から特殊な国へ移るのが大変なのと同じように、特殊な国から普通の国へ移るのはとても大変というのが実感です。

悪いニュースばかりではなく、日本より有利な部分もあります。日本ほど年齢差別や性差別がひどくないので、この点はうれしい点。実力と関係なく理不尽な扱いを受けている人にはチャンスがあります。また日本のように働き方や生き方が固定されないので、いつでも再出発しやすい環境があります。働きながら学校に行ってスキルを磨く人も多いし、中年になってから学校に通ってガラッと職種変更をする人もいます。それを手助けする教育環境も整っています。だからすべては本人の努力次第。本人さえやる気があるならいつでも道は開けているのです。

一番重要なのは、自分の職種が行き先の就職市場でどういう位置づけになっているのか入念に研究することでしょう。人をバサバサと切っている業界もあれば、人がいなくて困っている業界もあります。就職できる可能性があるかどうかはとにかく職種次第。たとえばITの職種は非常に細かく細分化されていますが、個々の職種によってニーズが違うし、どの職種がどの都市で需要が多いかも違っていたりします。

とはいっても実際に現地に行かないとわからないことがいろいろ多いのも事実。こればかりは当たって砕けろ!の精神で飛びこんで、挫折を繰り返しながら進むしかありません。とことん調べたうえで行けそうだな、と思ったら、あとは実行あるのみ。最悪の事態も考えておいたほうがいいでしょう。リスクを負う勇気がない人は大きなものを獲得することができないのは、どんなことに関しても同じです。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

移住する方法のアイデアは?

こんにちは^^
週末にお茶しながら、読ませていただいております。

資産家とか特殊技能を持つ人とか自分で事業を起こせる人か・・・。
資産家って、いくら位の財産を持っている人ですかね。
1憶、いや10億位ですか?
特殊技能を持つ人って、どういった人ですかね。
書道家とかマジシャンとか、イラストレーターでもいいのかな?
事業を起こせる人って、どんな事業を起こせる人ですかね。
レンタルショップとか、喫茶店とかですか?

まあ、ネットで調べなさいって話ですよね。はは

さて、断捨離で冷蔵庫等を大量処分してほぼ荷物は半分にまで減らしました。
ご飯は、divayoshikoさんと同じくお鍋で炊いてます、あっという間に炊けますね。
荷物が減るといろいろと行動が早くなって、そして頭も冴えてきたような感じ。
なのでオーストラリアへ渡るアイデア方法も、そろそろ浮かんでくるのではないかと期待しています^^
でも、まだ浮かんでこないので、もっと断捨離を進めようかと〜。

それより資産を作って、特殊技能を身につけろってことですよね。
こちらは、日々熱くて、、、ブリスベンは大分寒くなったでしょうね。
お体に気をつけて〜。
では、よい週末を。^^

anjuさん

ご存知とは思いますが、ビザの条件はすべて移民局のページに出てますよ。
http://www.immi.gov.au/
でも資産を作って特殊技能を身につけるのってハードル高そうですね。

個人的には和食の料理人にもっと来てもらえるといいなと思っております。和食は人気料理なのに手ごろな値段でおいしい和食が食べられるところが少なすぎます。あってもオーナーが中国人と韓国人天国になってまして、なんじゃこりゃ?の和食が多すぎ。オーストラリアは人口も少ないしマーケットも成熟しているとはいえないので、まだまだ穴場は多いんですけどねえ。どうして日本人来てくれないんでしょう?起業コンサルティングでもしようかな。

再度、おじゃまします^^

またまた、登場で失礼します。

家庭の味でしたら、煮物とか焼き物とか炒め物なら出来ますけど♪
和食というと、寿司しかイメージがわかない外国の方が多そうですが。日本人向けの日本食のお店なら、家庭の味がいいですよね。ふむふむ・・・、やはり資金が必要だわ。
許可を取るには、日本で何年お店を経営していたか、どれほどの売り上げがあったのかと、ハードルが高いと聞きました。資金があるだけでは、許可が下りないとも。

多分日本和食の料理人は、日本で充分満足いく仕事に就いているのでしょう。

昔オーストラリアに短い期間ですが滞在した時に、仕事をいくつか紹介してもらいました。
面接なしで、すぐにOKがでるような簡単なお仕事ですけど。
でも私、手が不自由なもので結局紹介してもらったお仕事を、お断りしなければなりませんでしたわ。^^
その仕事は、女子寮の厨房とかクリーニング店のお店番ね。
最近、何故か急にそのことを思い出して・・・大昔の話ですけど。

最近は国も海外に出て行かない若者たちのために、大学入学を秋にして入学迄の間に海外見聞(留学)でもしなさいと対策を練っているようです。
会社でも本当に、海外転勤を躊躇する人が多いようですね。
あぁー、もったいない。

移民局のページのリンク、ありがとうございます。^^

anjuさん

今はビジネスで来ている日本人は昔に比べてかなり減っていますし、和食は皆食べるので、日本人向けと限定しないほうがいいと思います。
こちらで和食ビジネスをやってる中国や韓国の人は日本で数カ月だけちょこっとだけ勉強してビジネスを始めちゃうみたいですけどね。やろうと思えば誰でもできます。私の方が絶対料理上手ですから。他の人との違いは実際に行動に移すかどうか、そしてビジネスとして成功できるかどうかですね。

スカイプで面接ができるなど、すごいですね!
勉強になりました。
ありがとうございます

かわちゃんさん

こちらでは国や州をまたいでの転職は普通なので、スカイプ面接や電話面接も普通です。入社日に初めて出社して上司に会うというパターンもめずらしくありません。持てるテクノロジーをうまく使ってなるべく双方の負担を減らすやり方は、日本も見習うといいですね。
プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

最新記事
最近のコメント
伝言板
カテゴリ検索
日付順検索
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


キーワード検索
トリップアドバイザー掲載 タスマニア記事
タスマニアの旅行情報
トリップアドバイザー掲載 ニュージーランド記事
クイーンズタウン
個人的なコメントや質問はこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

関連ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。