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楽しい政治!

明日はクイーンズランド州の選挙の日です。ここ一カ月ほどは選挙キャンペーンで騒がしい日々でした。といっても日本のように選挙カーの連呼が生活環境を脅かすこともないし、駅で候補者が拡声器を使って「よろしくお願いします!」とがなりたてることはなく、街はいたって普通です。今回は投票前に二大政党の勝ち負けがわかってしまったのであんまりおもしろくありませんが、20年も続いた労働党政権が自由国民党に取って変わられればクイーンズランド州にとって大きな変換期になり、今後の動向が注目されます。

選挙で日本と大きく違うことの一つは、インターネットを駆使していること。政党や候補者はウェブページやFecabookページで政策を主張しています。先日は党首討論会が平日の昼間にありましたが、その45分ビデオはただちにネット配信され、仕事を終えてから見ることができました。ネットを使えば動画を含む多くの情報が手に入り、わかりやすい解説もあります。日本ではインターネットを使った選挙活動は禁止されていますが、インターネットが情報収集に欠かせない手段になっている今、時代遅れもはなはだしいと言わざるをえません。若者の政治離れを嘆く人がいますが、特定の人がアクセスできる手段でしか情報を提供しなければ興味が薄くなるのも当然でしょう。

私は日本に住んでいる時は、正直いって政治にはぜんぜん興味がもてませんでした。忙しく働いていてネットで十分に情報がとれないとなると、情報に触れる機会はとても少なくなります。それでも国民の義務だと思って選挙には行くようにしていましたが、自分の意見が政治に反映されるなんて思っていないにもかかわらず、選挙に必要な情報を苦労して調べることは苦痛でした。

日本の政治がおもしろくない理由は、政治家のプレゼンテーション能力が低くて話がおもしろくないこと、そして誰にでもきちんとわかるように説明しないことです。おまけに発言してもどうせ口先だけでしょ、と思わせてしまう何かがあります。それに政治家の器でない人が多すぎるので、どうせ誰がなっても同じでしょ、と思ってしまう。政治は一般国民とは違う世界に住む人たちが、ブラックボックスの中でなんだかよくわからないことをやっているイメージで、国民からは遠いものです。

そんな日本と比較すると、オーストラリアの政治はいいか悪いかは別にして、おもしろいの一言。政治家は国民に対して徹底的に説明するし、政治参加に必要な情報と機会はあらゆる手段で提供されるし、国民の声を積極的に聞こうという姿勢が感じられます。違う意見を徹底的に戦わせるし、国民側にも積極的に参加しようと言う姿勢を感じます。オーストラリアの選挙権を持つ人が選挙に行かなかった場合は罰金を取られますが、この話を最初にきいたとき、「じゃあ政治に興味がない無責任な人は、罰金を取られたくないがために選挙に行って、あてずっぽにマークシートに印をつけて出しちゃうじゃない?」と思いました。でもそれは日本にいたからそう思うのであって、今ではたとえ罰金がないとしても選挙に行く人は多いだろうなと見ています。政治と国民の距離が近く、自分の声が政治に反映されると思うので、参加しようという気になるのです。

私はオーストラリアの選挙権はないし、政治についてはまだわからないことだらけ。それにもかかわらず、おもしろい!もっと知りたい!私も住民の一人として政治に参加してみたい!と思ってしまうのです。民主政治がこんなにおもしろいものだと教えてくれてありがとうー!。皆が参加し、国民と政治家が一緒になって議論を重ねながら自分たちの社会を作っていくのって、とってもワクワクします。

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テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

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おはようございます。昨日は午後から晴れ上がってとても蒸し暑くなりましたね。日が暮れたらまた涼しくなったけれども。
たまたま昨日、似たような記事を立ち上げたのですが、オーストラリアという国において、国民の政治に対する関心が高いのは、我々の生活と政治が直結している、というところにあると思うのですね。おもしろい、という表現が適切かどうかについては疑問もありますが、政治如何によって、我々の生活が良くなったり悪くなったりすることを経験的に知っているので、政治とそれを選ぶ国民の間に相互作用が働き、とても興味深くなっていることは確かだと思います。
今回、労働党は大敗を喫しそうですが、オーストラリア国民って、同じ政党が長く続くことを嫌う傾向があるんですよね。前の総理大臣のJohn Howardの時もそうだったけれども、そろそろ変え時だから...と支持政党を変えてしまう人がたくさんいます。言い換えれば、どちらの政党も似たような政策ともいえるのだけれども、今回の労働党劣勢の原因は、こんなところにあるのかもしれませんね。

Songlarkさん

こんにちは。このところ雨の週末が多かったので、さわやかな土曜日はうれしいです。

国民と政治が近い位置にいるというのは民主主義ではあたりまえかもしれませんが、日本から見たらうらやましい部分です。だから国民一人一人の参加意識が高いし、政治参加に対して責任感が強くなるし、議論や批判もオープンにする。オーストラリアのこれまでの歴史や細かいことはよくわかりませんが、民主主義国として健全だと思います。

日本も50年続いた自民党にみんな嫌気がさしていて、民主党に変えたはいいけどさっぱりでしたね。かといって自民党が頼りになるかといえばそうでもないし。変わった直後は期待感が最高になりますが、その後下がるか維持できるかがポイントです。

それにしても、まだ選挙日になる前から勝敗が決まったかのような報道をして、党首にもう結果が出たかのように「与党党首としての心構えはどうですか」とか「敗因はなんだったかと思いますか?」なんてインタビューするのにはびっくりしました。日本だったらたとえ結果がわかっていても開票が終わるまではそこまではっきり言わないので。
プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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