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初めての業績評価

私の会社は一般的にはマトリックス組織ともいわれますが、会社の組織図がなくて、一人の社員にレポートするマネージャがたくさんいます。その中の一人のマネージャは社員の目標設定、能力開発、業績評価を担当します。期の初めの目標設定と終わりの業績評価のときは、一対一でミーティングをします。この人には私のキャリアプランを伝えてあるので、必要に応じて期の途中でもミーティングをして、進捗報告やキャリア開発の相談に乗ってもらったりしています。いわば頼れる兄ちゃん、メンターのような存在です。

社員は皆別々のクライアントのオフィスで働いているので、同じプロジェクトに入らない限り同僚やマネージャと一緒に仕事をする機会はあまりありません。それを補うために社員同士のミーティングが普段から頻繁に行われています。少人数のミーティングのときは近くのカフェ、大人数のときは早朝の始業前か、昼休みか、終業後に会社の会議室に集まります(といっても15人ぐらいまではカフェミーティングにしてしまいますが)。ブリスベンは小さな街でそこら中にカフェがあるので、たいていちょっと歩けばミーティングの場所に行けるので便利。社員同士ちょっと息抜きのおしゃべりや情報交換をしたり、マネージャと会いたいときにも「カフェに行こう!」が合言葉になっていて、普段からよくカフェでお茶してます。

先日入社して初めての業績評価があったので、担当マネージャとカフェで待ち合わせ。私は彼と仕事をしたことは一度もありません。あらかじめ、私と一緒に仕事をしたことがあって私を評価するのにふさわしい同僚二人をこのマネージャに伝えてありました。彼はその人たちからヒアリングをしたり、クライアントから評判をきいたり、私を知っているマネージャたちとミーティングをして情報収集します。私の自己評価も業績管理ソフトに入力してあります。それらを総合した評価結果を社員に伝えて、次の目標設定やキャリア開発のお手伝いをするのがこの人の役割です。

最初に評価が高かった点を言われるのですが、本当によくほめてくれます。どうして良かったのかを具体的に伝えてくれるので、何が評価されているのかがわかります。日本では上司からこんな風にほめられたことはありませんでした。次に改善すべきところを言われるのですが、これもかなり具体的。だからマネージャと対策を話し合って、次の目標設定や能力開発プランにつなげることができます。

目標設定と業績評価はどうしても形式的になりやすいと思います。日本にいたころは、マネージャが評価しやすいように目標設定をなんでも数値で表すように言われたこともありましたが、営業などを除き、仕事の達成度は数字で表せないことがたくさんあります。社員をランクづけするだけでなく、社員の能力を伸ばすことに主眼をおけば評価制度の効果も高くなると思いました。

オーストラリアでは学校でもよく子供をほめるようですが、大人でも子供でも人はほめられて悪い気はしません。先日社内勉強会の講師をしたときも、上司や同僚がすごくほめてくれました。単なるお世辞ではなく、どこが良かったのか、何が自分にとってためになったのかを具体的に。ほめられるとまたがんばろうと思うものだし、自分の長所や改善すべき点もわかります。そうするためにはほめる人が自分の意見と評価基準をちゃんともっていなければならないわけですが。オーストラリアに来てから、周りにつられて私も他人のことをよくほめるようになりました。

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テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

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こうなるともはや教育システムの違いかもしれません。
日本でも海外の人を採用する動きが始まっていますが、評価のやり方に違いがあると、海外の人からすると非常に不信感を持たれますよね。特にDivaYoshikoさんの企業のようにプロフェッショナルサービスの会社は、本人のキャリアを含めて考えてあげないといけませんが、そういう経験をしたことがない人たちがどうやって評価をするのだろうかと。
海外の人材採用や英語の公用化などで少しでも国際化を進める意図はわかりますが、評価の仕方まで含めて考えないと、いくら採用しても辞めていくような気がします。

Re: タイトルなし

なるほどですね。日本は能力を評価する基準があいまいなことが多いし、個人が自分のキャリアプランに基づいて転職を繰り返しながらキャリアアップしていくという考え方はなかなか理解されないかもしれません。海外から採用するときには人事システムの根本的な見直しが必要ですね。勤務時間の長さなんかで評価していたら確実に逃げられます。


プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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