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プライベート健康保険に加入

移住して以来ずっと目の上のタンコブだったプライベート健康保険にようやく入りました。オーストラリアではMedicare(市民権や永住権を持つ人に適用)という日本の国民健康保険にあたるものがあり、通常の診察、治療、検査、薬代の一部などがカバーされます。公立病院なら医療費負担はタダ、私立なら一部自己負担になります。でもMedicareでは歯科、入院、救急車、その他特殊な医療費はカバーされないので、そこを補完するのが民間の保険会社の健康保険なのです。

私は歯科や救急車以外はあまり興味がなかったんですが、まさかの事故や入院ののときなどに公立病院では待たされたり医師を指定できないなど使い勝手が悪いことと、政府がプライベート保険の加入を推奨していて節税対策にもなるので、加入することにしました。通常は加入時に31歳を超えていると年齢が上がるにつれて毎年保険料が上がっていきます。ただし移民はMedicare加入時から1年以内にプライベート保険に入ると31歳以下の保険料が適用されるというありがたい措置があるので、1年以内にはなんとかしようと思っていましたが、移住9カ月にしてようやく加入にこぎつけました。

プライベート保険はHospital CoverとExtra Coverに大きく分かれています。Hospital Coverは入院費が対象で、Extra CoverはMedicareでカバーされない歯科や特殊な治療のほか、コンタクトレンズ、メガネ、マッサージ、トレーニングジムの費用などがカバーされます。いずれもカバーする医療科目や保険金の上限金額範囲によって保険料が変わってきます。カバー範囲はプランによっては日本の国民健康保険より広いものの、支払い金額には上限があります。またWaiting Periodが医療科目別に設定されていて、義歯、歯冠、ブリッジ、インプラントなどの大規模は治療は加入から1年待たないと給付対象になりません。軽い治療でも2か月待たなければならないものが多いのです。

私は入院はたぶんしないだろうという楽観からHospital Coverはカバレッジが低いものにしました。こんなにリラックスできる国にいてストレスがたまるとは思えず、よって入院はしないという希望的観測。不慮の事故で入院したらそのときはそのときです。あとは毎日の食事と運動に気を付けることで病気にならないという決意です。一番気になるのは歯科。日本では当たり前のように国民健康保険でカバーされていたのに、それがないのはやはりキビシイ。歯を直すのはとってもお金がかかりますからね。そこでExtra Coverは歯科のカバレッジが高めのものを選びました。とはいっても大がかりな治療になると保険のカバー範囲を簡単に超えてしまいます。

自分に適した会社やプランを選び出すのはかなり難航しました。まず第一にプライベート保険はMedicareを補完するものなので、基本となるMedicareのことを知らなければいけないのですが、このシステムをきちんと理解するまでに一苦労。その後プライベート保険を選ぶのですが、保険会社はとても多く、同じ会社の中でもカバー範囲やExcess(免責額)によって無数のプランが用意されていて、内容によって保険料が変わってきます。医療用語や見たこともない病気の名前がズラーッと英語で書いてあるので(当たり前ですが)、辞書と首っ引きでパンフレットやウェブサイトと大格闘です。それと保険会社ごとに提携医療機関が決められていて、そこを利用すると給付金が多くなるなどの特典があります。

でもやはり店舗に行って直接話をきいたり質問したりしたのが最終的な決め手になりました。Waiting Periodは契約交渉の道具として使われることが多いらしく、私は1年待ち以外の軽い治療はすべてWaiting Periodを免除してもらいました。実は最近歯が少し痛みだしたのですが、これでさっそく歯医者に行くことができるので一安心。今まで二回も歯冠が取れて無保険で歯医者に行ったのです。私の歯科保険は虫歯予防については給付金が無制限なので、虫歯になる前に歯医者さんにせっせと通って虫歯にならないようにしたいと思います。

Medicareでもプライベート保険でも、保険金の請求がめんどくさい!日本の国民健康保険は、保険証を見せて保険金差引後の金額を医療機関に払うだけですが、Medicareの場合は自分で全額払って、後からMedicare Officeに請求書を持って行き、現金で返金してもらうか銀行振り込みです(病院によってはその場で精算もあり)。プライベート保険もまず自分で払ってから請求書を持って保険会社の支店に行って保険金を請求するか、オンラインで請求します。いずれも日本の自動精算に慣れた身としては、日本はなんて簡単だったんだろうと思ってしまいます。日本にいたときは医療費や保険金のことなどあまり気にしていませんでしたが、これからは一度全額自分で払うというプロセスがあるため、否が応でも自分が払うものに対して厳しい目で見ざるを得なくなりそうです。プランや保険会社を変えるのは簡単らしいので、しばらく様子を見て必要に応じて契約を見直そうと思います。

この国の医療システムは、すべての国民の最低限の医療をカバーするMedicareという素晴らしいしくみはあるものの、安心さ、便利さを考えると日本の国民保険はやっぱりすごいと思います。これからは健康管理には気を付け、歯については特に自己管理を徹底しなければと思います。

お世話になったウェブサイト
Medicare
Australian Health Insurance Information
Help Me Choose
Moneytime The Comparison Engine


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テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

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海外の保険制度は、日本人にはなかなかなじみのないテーマなので、とてもためになりました。
自己負担したものに対する税控除はどのていどなのでしょうか?って自分で調べろってはなしかもしれませんが。

Nuggetさん

保険料の30-40%を政府が負担してくれます。またMedicare保険料は収入の1.5%ですが、特定の条件をクリアするプライベート保険に入っていると、収入が$73000の金額超えたときに払う年収1%分のMedicare追加保険料が免除されます。自己負担といっても、プライベート保険はMedicareがカバーしていない部分をカバーするので、Medicareと併用します。

プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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