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TEDを使ったシャドーイングによる英語上達法

英語環境に身を置くようになってしばらく経つのに、英語スピーキング能力の進歩は亀の足です。そもそも日本の外資系企業で英語ができると言われるレベルは、英語の仕事環境では子供のようなもの。しかも英語の社会で生活するには、純粋な英語力の他に日本では求められなかった知識やコミュニケーション能力も合わせて必要になり、これがなかなか一筋縄ではいきません。

スピーキングに関してはきちんと学ぶ場がなかなかないのが困ったところです。私は一日中英語の環境で暮らす毎日を送っていますが、しゃべっていること自体は慣れにはなっても意外と学びにはなりません。文章を書くときは知らない表現は辞書を引けばいいので正しい英語を書けますが、しゃべっている時は辞書はひけないので、知っている言葉を並べてなんとか話すしかないのです。それに自分の話す英語が文法的に正しいか、アクセントやイントネーションは適切かどうか100%自信があるわけではありません。

自分の専門分野だけについてしゃべっていればいいのだったらこれほど簡単なことはありません。内容について自信があれば堂々としゃべることができるし、使う表現も限られています。でも実際は専門外についてしゃべる機会が圧倒的に多いのです。そもそも大人になってから英語を学び始めた私たちは英語で初等教育を受けていないので、算数や理科、社会などで子供が習う単語が欠落していて、意外と皆が知っている常識的な単語を知らなかったりします。また文化的社会的背景を知らないために話題が理解できないこともあります。

パーティなど人が集まった時、話題には必ずといっていいほど社会、政治、国際情勢、多文化などが出てきます。日本ではこうしたことはよく知った間柄での個人的な会話でない限りあまり出て来ませんが、こちらではよく知らない人同士でもいろんなことをよく話します。つまりいろんな話題に通じ、それらについて自分の意見を持っていないと社交が成り立たないのです。知らないことや考えていないことはしゃべれない。これは英語力以前の問題です。

もちろん普段から本を読んだり、ニュースやテレビを観て語彙や知識を増やしたり、音読をするというのも大切。でももっと効率的に話す訓練をする方法はないものか・・・と思っていたところ、いい教材がありました。ちまたで話題になっているTEDです。TEDはさまざまなアイデアを世界に発信する目的の非営利団体で、定期的に会合が開かれ、世界中の人々が自分の研究成果や体験などについて英語で語ります。このスピーチ動画がウェブサイトに収められていて、いつでも観ることができるのです。分野は技術、娯楽、ビジネス、科学など多岐にわたるので、自分の興味のある話題を選ぶことができます。このビデオがすごいのは、スクリプトが各国語で用意されていること。設定を変えれば動画上にスクリプトを出すこともできます。これはシャドーイングにぴったりの教材です。

私の学習法は
 最初から最後まで通しで聞く
 スクリプトを読んで内容を完全に理解する
 なめらかにしゃべれるようになるまで音読する
 動画を流してシャドーイングする
 自分の音声を録音し、発音のクセを矯正する
 シャドーイングを何度も繰り返す

シャドーイングは、ヘッドホンを使うとビデオの音と自分の声に集中する環境が作れるので、断然やりやすいです。そしてスピーカーがしゃべるそばからどんどん真似してしゃべっていきます。最初はスクリプトを見てもかまいませんが、最後は見ないでできるようになるのが理想です。シャドーイングするとネイティブスピーカーのアクセントやイントネーションまで真似できるし、口語の表現をそのまま口に出して覚えることができます。ネイティブスピーカーのスピーチをそのままそっくり自分がしゃべっている状態を作り出せるというわけです。

私がTEDが好きな理由は、世界のいろいろな分野で活躍する人々が一般人にもわかりやすく話している内容を聞けるので、堅苦しいお勉強という雰囲気なしに英語の勉強ができること。内容は多岐にわたり、大変楽しく興味深いものばかりで、自分の見聞を広げるのにも役立ちます。有名人のスピーチもあり、私は自分が感銘を受けたアップル社のスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学の卒業式スピーチを、覚えてしまうほど何度もシャドーイングしました。TEDはパブリックスピーキングの教材としても優れています。

使用するスピーチは何でもいいというわけではなく、自分に本当に合った教材を見つけたほうが効果が高いと思います。すなわち、
 話の内容が理解できるスピーチ
 話の内容に興味が持てるスピーチ
 クセが少ない発音のスピーカー
 ゆっくりはっきりしゃべるスピーカー
 しゃべりかたに好感が持てるスピーカー
最後のは意外と重要です。なんとなく好感を持てる人、自分としゃべり方が似ている人の方が効果が高いと思います。何回も繰り返すわけですから、違和感があるものやどこかひっかかりを感じるものは結局長続きしません。

ビデオはダウンロードすることもできるし、携帯端末のアプリケーションも出ているので、移動中に聞くのにも便利。こんなに至れりつくせりの教材がただで手に入る時代、これで英語ができないなんていう言い訳はもうできなくなりますね。

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海外でおせち料理に挑戦

明けましておめでとうございます。オーストラリアでは新年を迎えるときに花火を上げ、元旦は祝日になりますが、それ以外変わったことはなにもありません。二日からは出勤が始まるし、中国系移民が新年を盛大に祝うのは二月だし、元旦なんて一般の人にとってはなんでもない日なのです。その上真夏の暑い盛り、セミがジージー鳴いて汗だくの毎日では正月気分はまるでありません。

今年は移住以来初めて自宅で正月を迎えました。となると、ここで日本人としての本領を発揮しなくてどうする!?ということでおせち料理に挑戦してみました。難関は材料が手に入りにくいこと。でも工夫しだいでかなりのことができることがわかりました。

 えびのうま煮
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オーストラリアではエビが手に入りやすいので、おめでたいエビはお正月らしくていいですね。あまり火を通すと硬くなるので、汁に漬けておけば味がしみ込んで自然にできあがってしまう料理は重宝します。

 煮しめ
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いり鶏にしました。くわいは入手できません。里芋は見かけることもあるのですが、手に入らなかったのでタロイモで代用しました。これでもかなりイケます。こんにゃく、干しシイタケはアジア食品店で手に入ります。シイタケはファーマーズマーケットでいいのが売っていたので、生シイタケを使いました。生の蓮根、ごぼうはほとんど見ません。蓮根は冷凍食品を使いました。生ごぼうが恋しいです。この料理は何日か置いておくと味がしみていい感じです。

 伊達巻
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これまで伊達巻は買ってくるものと思い込んでいましたが、今回自分でも意外と簡単にできることを発見。白身魚またははんぺんをフードプロセッサですって卵と混ぜ、四角いバットに流し込んでオーブンで焼き、巻きすで形を作ります。いきなりきっちり巻くと卵が割れてしまうので、熱いうちにゆるく仮巻きして形を記憶させ、二度目に本巻きをするのがポイント。巻きすの上から輪ゴムかけて置いておけばきれいに形ができます。厚さと大きさは流し込むバットの大きさで決まってしまうので、ちょうどよい大きさのバットを用意するのがコツ。最初はやっぱりやってみないとわかりません。私は二回目で成功しました。大好きな伊達巻が自分でできるなんて感激です。

 昆布巻き
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日本から乾燥昆布を送ってもらい、自分で煮ました。

 紅白なます 
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こってり甘系のおせちの中でさっぱり酢の物はうれしい。大根はマーケットやアジア食品店でよく見かけます。

 桜餅
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日本で買ってきた道明寺粉を使って作った、桜の葉がない桜餅。難しく見えますが、水と砂糖を混ぜて電子レンジでチンするだけなので意外と簡単です。これと同じ要領で、中華食品店で手に入る白玉粉を使ってぎゅうひもできるので、大福も意外と簡単に作れます。中のあんこも手作り。小豆は日本より安く手に入ります。煮る時はほおっておけばいいので、手間いらずでおいしいあんこができます。缶詰のあんこも売っていますが、おいしさは手作りと比較になりません。食後のデザートはこれと抹茶を添えて。

あとは写真を取り忘れましたが、日本から送ってもらったごまめで田作りも作りました。きんとんは、栗の甘煮がちょうど手に入らず断念。黒豆は以前中国の黒豆で作ったらうまくいかなかったので今回はやめました。栗など豆類全般は、海外からオーストラリアに持ち込むことができません。検疫検査が厳しいオーストラリア在住の食いしん坊は、厳しい規制の中でいかに和食を手に入れるか工夫をこらす必要があります。

元日は友人を招いて思いっきり日本らしい食事を楽しみました。やっぱり和食は体に優しくてほっとします。いつでも手に入れられると思うと特に食べたいとは思わないのに、ないと恋しくなる。食は自国の民族としてののアイデンティティを保つ上でも重要な役割を果たしていると思います。

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プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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