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ゴールドコーストでホエールウォッチング

例年にない厳しい冬もそろそろ終わり。ここ一週間ほどで急に春めいてきました。冬の間は南極海に生息するクジラ達が、繁殖のため暖かい北に移動して来ます。クイーンズランド州の海は、ホエールウォッチングが出来る所が幾つかあります。ゴールドコーストもその一つです。

サーファーズ・パラダイス近くからツアーの船に乗り込んで出発。川辺の高級住宅街を通って海へ。このあたりはジャッキー・チェンやイアン・ソープなど、世界の富豪たちの別荘地。各家の前には船着き場があります。
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ちょっくらヘリコプターで買いものでも行きますか・・・
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ちょっくら船で海にお茶でもしに行きますか・・・
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六つ星ホテル、パラッツォ・ベルサーチの脇を通って・・・
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ゴールドコーストの高層ビル群に別れを告げて、これから海へ向かいます
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ここはジェットボートやカヤックなどのウォータースポーツが盛ん
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船はクジラを探してウロウロ。最後に船長さんが場所を決め、エンジンを切ってクジラを待ちます。
すると向こうの方でさっそくクジラがジャンプ!ジャンプするのは、背中にくっついて泳いでいるイルカや魚を追い払うためとか、雄が雌にアピールするためとか、遊んでいるだけとか、いろいろな意味があるそうです。
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クジラの親子三頭が遊びにきました。子供が一頭います。この親子は私たちが停泊している間ずっと船の周りを泳ぎまわって私たちの相手をしてくれました。これはザトウクジラ(humpback whale)で、今は捕獲禁止になっています。
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こんなに至近距離に来るなんて驚き。ジャンプしたり、船の下をくぐってみたり、真っ白なお腹を見せてヒレを横に開いて水中宙返りしたり・・・。イルカも人懐っこくていたずら好きですが、クジラもこんなにおちゃめだったとは知りませんでした。人間がクジラを観察に来たというより、すっかりクジラに遊び相手にされている人間たちなのでした。
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ゴールドコーストの摩天楼が余裕で見える距離です。アメリカのボストンでホエールウォッチングしたときは、もっと沖のほうに出て行ったのに遠くのほうに尻尾が見えただけでしたが。
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尾びれをバシャンとたたきつけて潜るのは得意技
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クジラは望遠レンズが要らないほど近くに来るんですが、あまりに至近距離で動きが早いので写真を取るのは至難の業。ビデオのほうが便利でした。
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船はクジラにより近づける小型のものにしましたが、心配だったのは船酔いです。私は以前から乗り物酔いが激しく、ボートダイビングをしていたときはいつもゲロゲロでした。今回もかなり揺れたのですが、乗船前に酔い止め薬を飲み、両腕に船酔い防止用のシーバンドをはめていたら、まったく酔いはありませんでした。

クジラといえば毎年一月になると日本の捕鯨船が南極海にやってきて、オーストラリアのメディアは毎日のように'Whaling'、'Japanese' という言葉が躍るようになり、日本人としてとても居心地が悪くなります。お互いの理解に努め理性的に解決策を探り、早く長きにわたる論争が終わるよう心から願っています。

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ジャンル : 海外情報

恐怖のタバコパッケージ

オーストラリアでは、たばこのパッケージに会社のロゴや宣伝文句を入れることを禁止する法律について、日本のJTを含む世界のタバコ会社4社が憲法違反として訴えていた訴訟を最高裁が棄却しました。12月からはすべてのタバコはこんなパッケージになります。

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今でもこのタバコの害を訴える警告画像は箱の裏面に入っているのですが、今までは会社のロゴは許されていました。今度の決定ではロゴは許されず、商品名と社名は決まった色、書体、サイズの文字で決まった場所に入れなければなりません。そしてパッケージの表の4分の3の面積と裏の全面には警告画像を入れなくてはなりません。箱の色はモスグリーンに統一されることになります。この色はアンケートの結果、一番喫煙意欲を削ぐ色だったいうことです。なるほど、いかにも美味しくなさそうですね。普通メーカーはどうやって魅力的に見えるパッケージを作るかに苦心しているわけですが、どうやって魅力的に見えないパッケージにするかに苦心するとは、なかなか経験する機会がない苦労です。しかしこんなパッケージを見てまで吸いたいと思う人がいるのかな。

子供の健康を守る組織やWHOなど健康関連の国内外の組織はこの決定を大歓迎しています。でもタバコ会社は怒り心頭でしょうね。自分の会社の製品に商標であるロゴさえ入れられず、他社との差別化ができないどころか、誰も買いたくなくなるようなデザインを強制されるんですから。これでは商売やめろといってるのと同じです。今回の決定はタバコの規制について世界で最も厳しい法律になりますが、喫煙に厳しいオーストラリア、さすがにやることが徹底してますね~。世論もおおむねこの決定をサポートしています。やはりタバコは好ましくないという国民の意識があってのことなんですね。

私は嫌煙家なので個人的には賛成です。オーストラリアは基本的に公共の場ではタバコは禁止されているので、今は完全にスモークフリーな環境で暮らしています。レストランに行ってどんなに美味しい食事がでてきても、煙の臭いがしただけで興ざめです。居酒屋などで室内が煙もうもうではお酒も楽しめないし、帰宅してからもしばらく衣服の臭いが取れないなんて許せません。誰でも食事やお酒を快適な環境の中で楽しむ権利があるのです。喫煙者が自分の健康を害するのは勝手ですが、他人の健康まで害するのは言語道断です。タバコによって健康が損なわればその費用は国の医療費から負担することになりますが、吸わない人が吸う人の医療費まで負担しなければならないのはどうみても不公平です。

日本はタバコ税も低くスモーカー天国ですが、肺がんになる人が多いのは喫煙と関係があるのは間違いありません。医療費が国の財政を圧迫しているのにも関わらず、タバコの被害による医療費を抑制しようという議論にはなかなかならないのは不思議です。放射能の害は議論されてもタバコの害があまり問題視されないのは、本末転倒に見えます。タバコは公衆の健康にもっとも大きな害を及ぼすといわれ、年間では世界で600万人が、日本では12万人が、オーストラリアでは1万5千人がタバコの害で亡くなっています。

今回のパッケージ規制は喫煙には大きな抑止力になるでしょう。同じような規制を検討しているニュージーランド、カナダ、イギリス、ノルウェー、インドなどの国はオーストラリアの決定を見守っていましたが、今回のオーストラリア最高裁の決定を受けて、これらの国々も後に続くと見られています。

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日本人が職場で苦労すること

日本で働いていた人が海外で仕事をするうえで大変なことはたくさんありますが、私がオーストラリアで働いていて特に日本人であるがゆえに大変だと思うことは、仕事のスピードとディスカッションです。

この国の人は仕事は定時に終わらせてアフターファイブや週末を楽しむのが生きがい。そのためには、仕事時間中はものすごい集中力で仕事をします。ときには同僚に話しかけるのをためらってしまうぐらいです。勇気をだして話しかけたときの反応は、日本の職場で同僚に話しかけたときの反応と明らかに違う。すごく集中していたんだなとわかって罪悪感を感じるぐらいです。短い時間内にいかに多くのアウトプットを出すかということが重要なので、とにかく仕事が早い。個々の従業員だけでなく、組織全体としての意思決定スピートも同じ。日本では考えられないほどトットコ物事が決まっていき、方針は状況によってどんどん変化し、人もどんどん入れ換わります。

日本では長時間労働が良い評価になるため、時間を区切ってその中で集中して片づけるというインセンティブは働かず、ダラダラと仕事をするはめになります。朝9時に仕事を始めると、何が何でも5時に終わらせるぞと思うことはなく、最初から夜8時とか9時とかを終了時間のターゲットにする。それでもだめなら週末があるさとなります。でもそんなに長時間集中してできるわけがないので集中度は低く、途中でタバコ休憩とか何かと息抜きが入ったり、ランチでゆっくりしてから午後の仕事を始めたり、会議が憩いの場になったり。組織の意思決定のスピードも、みんなにコンセンサスを取ってからやっと決まるので、実にスローです。以前オーストラリアにいた上司が日本に出張に来て会議に出るたびに、そのダラダラぶりにイライラしていたけど、今となってはその気持ちがすごくよくわかります。逆に時間をかけて仕事をすることに慣れた身には、こっちのスピードに慣れるのは一苦労です。

会議でのディスカッションの仕方の違いも苦労の一つ。会議では全員が自分の主張を積極的に発言するのが普通ですが、皆が次から次へと発言するのでもう大変。ブレーンストーミングともなると一度に発言している人の数が2人とか3人になることもあります。この人が終わったらすぐ自分が発言しようと待ちかまえているんですが、まだ前の発言が終わらないうちから誰かがフライング発言するのです。よし、じゃあ私も話が終わりにさしかかったら話し始めようと思って待ちかまえていると、私の0.1秒前に別の人が割り込んでしまうのです。この微妙な割り込みタイミングをマスターするのはまだまだ修行が必要みたいです。

考えてみると、テレビの著名人へのインタビューや討論番組でも、人の話が完全に終わる前から次の発言することがよくあるので、それが普通なのでしょう。日本では「人の話は最後まで聞きなさい」と教えられ、他人の話に割り込むことはよしとされません。また自分の意見を率直に述べることも必ずしも推奨されません。こちらの社会では思ったことはすぐに口に出します。たとえ周りにたまたまいた知らない人にでも。仕事以外でも、社会のこと、政治のこと、身の回りに起きたことなど、人が集まるとすぐにディスカッションが始まります。いわばディスカッションが日常化しているのです。学生のころからディスカッションの教育を受け、日常生活でも議論をしているオーストラリア人や世界各国から来た人と比べると、教育も受けず、実践経験も少ない日本人は圧倒的に不利。日本語でやったとしても大変なのに、へたっぴな英語でやっているんですから。

最近グローバル人材になるにはまずは英語ということで、TOEICのスコアを競ったりしている日本ですが、そんなものは現場では何の役にも立ちません。語学が重要なのはもちろんですが、日本人の場合、それ以上に壁になるのがコミュニケーションの方法の違いです。英語ができてもコミュニケーションができなければ、英語は何の意味も持ちません。小さいころからの英語教育もいいけれど、自分の意見を人前ではっきりと述べることや、ディスカッションの技術を習得する教育もそれ以上に大切です。大人になってからの勉強では、小さいころからの積み重ねがある人達にはとうてい追いつけません。とはいっても、国会や大人の社会の議論の仕方と、子供の学校教育での議論の仕方がまるで違うというのはちょっと考えにくく、日本の社会全体が変わっていかなければ教育も変われないのですけどね。

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プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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