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ブリスベンの素敵な大聖堂

ブリスベンシティにとても存在感のある大聖堂があります。いつも近くを通ってその威風堂々とした姿に心を奪われていましたが、今回初めて中に入ってみました。
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この大聖堂は St. Jones Cathedral といって、もともとは100年以上前に建てられた19世紀ゴシック様式の英国教会です。その後増築を重ねて今に至っています。ブリスベンにもこんなに古い建物があるとはびっくり。

正面の飾り窓を中から見たところ
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こんなすてきなステンドグラスになっていました
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とても親切な係員が丁寧に迎えてくれました。なんと日本語のパンフレットも用意されていて感激してしまいました。普段は宗教施設の中の撮影は遠慮するのですが、写真もどうぞどうぞというので遠慮なく撮らせてもらいました。両脇のチャペルを含め、1000人を収容できるそうです。
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「淑女のチャペル」の美しいステンドグラス
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時間の流れが止まってしまうような凛とした優美で静寂な空間。
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ステンドグラスで埋め尽くされた内部はため息がでてしまいます。
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冬でも外はカンカン照りのブリスベンですが、この中だけはおごそかな別世界でした。強い日差しに疲れたらふらっと立ち寄って落ち着いた気分になれる、お気に入りの場所になりそうです。
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テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

社員教育に見るダイバーシティ

私のクライアントは全社員必須のコンプライアンスのトレーニングがあって、定期的に受講しなければなりません。私は社員ではありませんが、常駐して社員と同じように働いているので受けなければならないのです。どうせ自分の会社じゃないしめんどくさいな?とのんびりやっていたら、会社のワークフローシステムが発動して大ボスに連絡が行ったらしく、早くしろと催促を受けてしまいました。きゃーごめんなさ?い!!

内容は、顧客に対する責任、取引についての規定、緊急時の対応、健康と安全、プライバシー、職場の行動規範、紛争の対処方法、情報システムのポリシーなどです。CBT(Computer Based Training)なので、自分で時間を調整して好きな時間に受ければいいのですが、カバー範囲が多岐に渡り、各科目の最後には試験もあって、合格しないと何度でも受けなければならないので、全部終えるまでにのべ2?3日はかかると思います。これは社員を守るためでもあり、会社を守るためでもあると思いますが、会社の活動に関係する国の法規についてもかなりしつこく勉強させられます。

日本で外資系の会社で働いてた時も同じようなトレーニングを受けさせられていましたが、お国柄が出ているものもありました。職場の行動規範についてのトレーニングの中身というのは職場での差別、セクハラ防止などが含まれますが、中でも人種差別は絶対にしてはならないということを強く言っています。いろいろな人種が集まっているオーストラリアではこれはきれいごとではなく、目の前にある現実なのでしょう。その他年齢、性別、宗教、身体障害、外見、家庭での役割などによる差別が挙げられていました。

試験の中にこんなのがありました。
質問 「あるイスラム教の社員が昇進を申請しましたが、上司は拒否しました。一番の理由は他の管理職から彼女の業績が思わしくないと聞いていたことですが、この上司はイスラム教徒が好きではないので、できたら一緒に働きたくないともいいました。果たしてこの上司は差別的行動をしているでしょうか?」
答え 「はい、これは差別です。昇進を拒否した主な理由は業績だったとしても、宗教によって差別されていると思われるからです。」

またこんなのもありました。
質問 「ある男性社員は子育ての主な担い手です。彼の上司は毎週火曜日の夜6時から7時に全スタッフのミーティングを設定しました。でも彼はこの時間は子供の世話があるのでミーティングには出られません。このミーティングは次のうちどれにあたるでしょうか?」
答え 「この社員は家族責任という理由で間接的に差別されています。」

これも子育てに積極的に関わったり、離婚後子供を引き取る男性が多い国ならではの問題です。人種や宗教、子育てに関する差別だけではなく、この国はさまざまな人が働いている背景から、もともと差別が起こってもおかしくない環境だと思います。日本は子育て中の女性の労働人口が極端に下がるM字型ですが、この国では多くの子育て中の女性が働いています。年配の女性が正社員で働き続けるのも普通のこと。働き方も給料の高い正社員 VS 給料の低いパートタイム&派遣みたいな固定的なものではなく、プロフェッショナルの派遣や契約社員、パートタイマーもたくさんいます。育児休暇から戻って来る人もいるし、海外で働いて戻って来る人もいるし、社員のバックグラウンドは実にさまざまです。

日本では「外国人とのつきあいや異文化経験があまりない日本人男性」という特定の人種が会社を支配していて、社員の生活や生き方もあまり変わらないので、あうんの呼吸でわかり合えます。労働人口が減り高齢化が進む日本は、海外からの労働力をどう使うかを真剣に考えなければなりませんが、実際にやるとなると、ほとんど単一民族で構成され、純粋培養で育ってきた日本では相当の軋轢が生じると思います。違うバックグラウンドの人とお互いに理解し合いうまくやっていく能力は教科書で勉強できるようなものではなく、実地経験を積まないと伸ばせないからです。

日本では人種差別問題はあまり大きな問題になりませんが、それは差別が問題になるほど違う人種が身近にいないからだと思います。外資系の会社でさえ外国人社員を「ガイジン」と呼んで区別するぐらい外国人に免疫がない国民だし、女性や高齢者、身体障害者などの日本人でさえ別扱いにする気風があります。外国人労働者を入れることは日本の国力を高める有効な手段の一つだと思っていますが、ダイバーシティを経験する環境が少ない日本人は相当の覚悟が必要だなと、トレーニングを受けながら思いました。

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テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

セルフレジに見る社会

前回に引き続き自動化ネタです。近所のスーパーがしばらく前にセルフチェックアウト(セルフレジ)を導入しました。レジカウンタの半分ぐらいが無人化されています。ただし、完全な無人化ではなく、レジ7-8台につき一人の店員がついてサポートしています。

自分で品物をバーコードリーダに読み込ませ、その場でどんどん袋につめていきます。野菜や果物は量り売りなので、秤の上に品物を載せて野菜の種類を画面から選ぶと、金額を自動計算してくれます。野菜の絵が画面にでてくるのでわかりやすいけど、まだオーストラリアの野菜の名前を覚えていないので、頭文字を入力しなくてはならないときは大変です。最後に支払い方法を選び、カードを読みこませて支払い完了(現金も可)。デビッドカードの場合は現金の払い出しもやってくれます。家具のIKEAではすべてのレジがセルフチェックアウトになっています。

この国はもともとセルフサービスが浸透しているからか、特に抵抗なくみんな普通に並んで使っています。品物が多い時は自分でスキャンするのは大変ですが、少ない時はエクスプレスチェック専用レジの代わりにもなるので、早く済ませられて便利です。袋詰めを店員任せにせずに自分でできるのもマルです。

日本はなんでもパック詰めにしてバーコードをつけて売っているし、もともと顧客が自分で袋詰めする習慣があるので、ハードルが低いのではないかと思います。でもやっぱり・・・このやり方は日本ではありえない!と思ってしまいます。野菜の種類を自分で入力するときに実際より単価の低い野菜を選んだり、品物を秤に載せずに袋に入れてごまかしちゃうのがとってもやりやすいからです。

そういえば昔フィンランドで野菜を買う時、売り場に設置されている秤に品物を載せて品名を選択すると、値段が書かれたシールが印刷されて出てくるので、それを品物の入っている袋に張り付けてレジに持って行きました。売り場に店員はほとんどいないのに、顧客に勝手に値札をつけさせるなんて、日本ではなかなかできないと思います。

こういうことができるのは性善説があればこそ。信頼されている、任されていると思うとかえってズルしようという気持ちがなくなるものです。とはいえ多少のズルや不慣れによる間違いは当然あるのでしょうが、その損失を見積もっても人件費が激減しレジの列を短くするという効果にはおつりが来るのでしょう。

野菜の量り売りは、セルフチェックアウトのときも品物を買物かごに入れるときも、パックされた製品より手間がかかります。でもなんでもパックされていると欲しい量だけ買いたい時にとても不便なのです。ほしくもないのにたくさん買いすぎてあとで捨てるはめになったり、多すぎて食べきれないとわかっているから欲しくても買えなかったり。ゴミ箱にあふれるパックは環境にもよくないし、私はだんぜん量り売り派です。

多くの西洋の国は、欲しいものは自分で選んで自分で取りに行くという土壌があります。またサービス提供側が用意したものに甘んじるよりも、顧客に選択の自由を与えることこそがいいサービスだという価値観があると思います。一人ひとりが判断力のある大人の行動をするという前提によって成り立っているサービスや習慣もよく見ます。これは社会が個人を良識ある大人として扱い、個人の要望や判断を尊重していることの表れだと思います。

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自動化が進む空の旅

最近はどこの空港でも人手を介しない自動チェックインが主流になりつつありますが、どこをどの程度無人化するかは国内でも航空会社や空港によって差があります。オーストラリア最大の航空会社カンタス航空のメルボルン空港国内線エコノミーには、チェックインカウンタがありません。無人化が進んでいるとはいえ、チェックインに関して一切人手を排除しているのはさすがに徹底していると思います。

チェックインはオンラインか自動チェックイン機でします。オンラインの場合は出発の24時間前からインターネットでチェックインできるので、私は出張のときはいつもオンラインチェックインです。自分で搭乗券を印刷する手間はありますが、ほぼ確実に自分の希望する座席が取れるし列に並ばなくて済むので、少しの手間をかける価値はあります。顧客の手間とコストで搭乗券を印刷させたり、バーコードリーダにして紙質を落とすことで、航空会社は人件費だけでなく印刷代も節約しています。

チェックイン荷物がある場合は手荷物カウンタに行って預けます。かなり昔ですが、ヨーロッパのどこかの空港で、自動チェックイン機が搭乗券の他荷物の行き先タグまで印刷してくれ、それを自分で荷物につけて指定場所に置いておいたことがありました。オーストラリアは行き先タグの貼り付けは係員がやっていますから、チェックイン荷物があるときは列に並ばなくてはならないのが面倒です。チェックインカウンタがあっても自動チェックインをする人の方が多いので、自動チェックインしてから手荷物カウンタに並ぶより、チェックインカウンタでチェックインして同時に荷物も預けるほうが早いなんていう逆転現象も見られます。

私はビジネスではカンタス(Qantas)航空かバージンブルー(Virgin Blue)航空を利用します。カンタスは国内では唯一昔ながらの食事つきフルサービスを保っている会社。バージンブルーは飲み物・食事サービスは有料にする代わりに低価格を実現しています。この両者は客層がまったく違います。カンタスは圧倒的にビジネス客が多いのに対し、バージンブルーは一般客が多い。だからカンタスのタクシー乗り場にはいつも長い行列ができるのに、バージンブルーはいつも空いているのです。キャビンクルーの性格までぜんぜん違うからおもしろい。カンタスは丁重な接客態度でサービスに関するプロフェッショナリズムを感じますが、バージンブルーはもっとフレンドリーで、気軽におしゃべりできるお友達みたいな感覚です。

乗客のコンピュータリテラシーが高いのも、カンタスが徹底した無人化ができる一つの理由ではないかと思います。カンタスとバージンブルーを比べると、オンラインチェックインであっという間に座席が埋まるのはカンタスです。うっかり遅れると真ん中の席でじっとガマン になります。

カンタスは優良顧客にICチップを埋め込んだカードを配り、これを搭乗券として利用できるようにする計画を発表し、来年には全国に展開するそうです。これはICチップ系に強い日本ではすでにやっているサービスです。荷物の紛失を防ぎ、トラッキングを簡単にする、RFIDを使った荷物タグも今年中に導入が始まります。

技術革新が進んで、なにかと面倒な空の旅がどんどん便利で安くなるのはうれしい限り。あとは手荷物のチェックインと検査がもっと簡単になってくれたら言うことはないんだけどな。

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Ekka - Royal Queensland Show !

今日のブリスベンは Royal Queensland Show Day で休日です。Ekkaという名前の方が親しまれています。これは130年以上も続いているクイーンズランド州の農産業のお祭りで、酪農産物の展示会、コンテスト、コンサート、パレード、遊園地、花火など、いろんなものがごっちゃになったクイーンズランド州の年に一度の一大イベントなのです。最大のブリスベンのお祭りを中心に、他の地域でもいろいろなイベントが行われています。ブリスベンのショーは今日を中心に10日間の日程。そしてこのショーのために休日になるのはブリスベンだけ。お祭りのために自分たちだけ祝日にしちゃうんだから気合い入ってますねー。全国でここだけが休日なんて、ブリスベンに住んでいて得した気分です

今日の祭日に先立ち、先日一足お先に行ってきました。先週末に各地から集まった酪農家の人たちが動物を展示していました。牛、豚、羊、山羊、馬、ラマ、アルパカ、鶏・・・動物に直に触れられるのが楽しかったです。

公園のBBQ台で焼かれる運命からからは免れた繁殖用食用牛。酪農家の人は一頭5000?6000ドルで売れればいいなあと言っていました。そう聞いても高いんだか安いんだか・・・
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顔中クリクリカールちゃんです
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こちらはホルスタイン。毎朝牛乳ありがとう。
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馬の毛並みと姿はいつ見ても本当にきれい!
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ひょうひょうとした表情が何ともいえないラマくん。ウマとキリンとラクダの掛け合わせ?
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ラマの親戚アンゴラ。つぶらなおめめとピンと立ったお耳がきゃわい?い 。アンゴラ製品もたくさん売ってました。でも暖かいクイーンズランドではあんまり必要ないんだけど。
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羊毛コンテスト
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羊もヤギも人間もみんな一緒に檻の中
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広いグラウンドでは一日中ショーが開かれています。こういうイベントの始めに必ず国歌斉唱の場があるのは、国民としての一体感を盛り上げるうらやましい習慣。
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これは乗馬と干し草運びを掛け合わせたレース。酪農のバイアスロン?馬に乗りながら銃で風船を割るレース(流鏑馬?)もありました。
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木こり競技。二人のマッチョマンが斧を振り上げて競います。
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最後の盛り上がりは車のアクロバットレース。会場は大興奮の渦
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トヨタのスタント・ドライビングチームが華麗な技を披露してくれました。この状態でグラウンドを一周。
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この4台の車はくっついて後ろ向きに走っています。
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モーターバイクのアクロバットショー。これはヤマハでしたよ。
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このほかにも図体の大きなトラックがハイジャンプしたり、思わずのけぞりそうになる演技をたくさん披露してくれました。でもスピードが速すぎて夜のシャッターにはぜんぜん収まらなかったのが残念。

普段都市部にいると酪農業は遠い存在ですが、この日は改めてクイーンズランド州とオーストラリアの文化や産業を身近に感じることができ、あーやっぱりオーストラリアに住んでいるんだな?と改めて思いました。

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就職戦線分断あり

日本にいたときは日本人は日本で仕事をするのが当然という雰囲気がありました。外資系に勤めていても、同僚や友人との会話で海外への転職が話題に上がることはまずありませんでした。そんなことを話せるような雰囲気すらなかったです。就職エージェントから来る仕事も当然日本の仕事ばかり。海外就職の相談をしても「日本人にはムリ」と言われ相手にされません。世界中に拠点があるグローバルなエージェントも、海外の拠点ではグローバルネットワークを生かして海外就職の相談に乗っているのに、日本ではそういうサービスはほとんどやっていません。渋る相手に無理やりリサーチをお願いしたこともたびたびでした。また外資系の就職サイトにレジュメを登録しても反応があるのは日本からだけでした。

ところがこちらに来ると就職市場に国境はないのです。私の業界ではオーストラリアの会社は海外からの求職者を積極的に採用していて、場合によっては労働ビザのスポンサーにもなります。オーストラリア人も海外から来た人も、以前海外で働いていたなんてごく普通。国を超えて就職の斡旋をしているエージェントは珍しくないし、国に関係なくレジュメを登録して自分のアピールや職探しに使えるウェブサイトがたくさんあるし、自分の能力を多くの人や会社に知ってもらうのに便利なSNSが重要な就職ツールになっています。このようなインターネット上のツールは国境を簡単に破ってしまいます。

こちらに移住してからイギリスやシンガポールなど海外からも仕事のお誘いが来るようになりました。私はたぐい稀なスキルを持っているわけでもなんでもなく、私みたいな人は日本にもたくさんいます。今やっている仕事は日本にいたときとたいして変わりません。変わったのは住所だけ。私自身は何も変わっていなくてただ引っ越しただけなのに、どうしてこんなに違うのか?

一つには英語圏の就職市場では国境はそれほど重要ではないようです。その他、世間の「日本に住んでいる日本人」に対する見方にこんなフィルターがかかっていると思われます。
1. 日本に住む日本人は英語がしゃべれない
2. 日本に住む日本人は海外で仕事をしたいなんて思わない
3. 日本に住む日本人は仕事のやり方が違いすぎて海外では通用しない

1. 英語がしゃべれない
オーストラリアを含め海外で自分のことを日本人と明かすと、次に返ってくるのは、「英語上手ですね」「どこで習ったんですか」「今まで会った日本人駐在員は管理職でさえちっとも英語がしゃべれなかった」などといういつものせりふ。もう耳に大きなタコができてます。まわり中英語をしゃべる外国人だらけなのにね。でも実際私は今だってまわりの人が言っていることがわからなくて何度も聞き返したり、自分の言っていることがわかってもらえなかったり、冷や汗タラ? の毎日を送っています。ほんとによくオーストラリアの会社がこんな私を雇ってくれているもんだと感心しちゃうぐらい。そんな私でさえ上手の部類に入れてもらえるということからも、世界の人が見る日本人の英語のレベルが推測できます。世界の常識は「日本人=英語がしゃべれない」ですっかり定着しています。もちろん英語以外の言語で仕事をする機会もたくさんあるでしょうが、すでに世界の標準語としての地位を確立してしまっている英語が話せないというのは、世界の仲間に入りたくないという意思表示だと思われても仕方がありません。

2. 海外で働くことに興味がない
多くの国では経済やビジネスのグローバル化が既成事実になってしまった今、海外経験は自分の競争力を高める、キャリアアップにつながる、人生を豊かにするなどの理由から多くの人が進んで国外に出ていきます。オーストラリアはそんな人たちの集まりですし、アジアでもアメリカでもヨーロッパでもめずらしくないでしょう。そのために多くの若い人はまず海外の学校へ行ってそこから就職の道を探ろうとします。ところが今日本人は留学自体をあまりしなくなっており、しても短期ですぐに日本へ帰ってしまいます。そして最近は社会人も、海外駐在をいやがる人が多いようです。またSNSの活用も限定的。日本人は日本語の、日本人による、日本人のためのSNSは使っても、グローバルで一般的になっているSNSで日本に住む日本人を見ることは少ないです。一応話題になっているからと登録する人はいても、使いこなしている人は少ないのです。自分の存在を示さないということは、世界から見れば存在しないのと一緒です。

3. 日本人のやり方は海外では通用しない
日本の社会やビジネス習慣は特殊なので、日本にどっぷり浸かってしまうといきなり海外で現地人に交じって仕事をするのは難しいと思います。特に私が働くシステム業界では日本は完全にガラパゴス状態なので、日本のやり方は海外では通用しません。でも私の見る限り、海外と積極的に関わりを持ったり自国と違う社会で経験を積もうとする日本人は本当に少ないです。また海外駐在員の多くは日本人同士で固まり海外でも自分たちのやり方で仕事をしています。でも韓国や中国だって英語圏の国とは言葉も文化も習慣もぜんぜん違うはず。それでも彼らは海外で切磋琢磨しようとどんどん自国を飛び出して経験を積みます。そこには日本人の姿はほとんどありません。

かくして世界の労働市場は日本人が気付かないうちに日本を抜きにして回っています。


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ストーリーブリッジ界隈

ブリスベンは多くの観光客が押し寄せる街ではありません。むしろゴールドコーストの観光客が乗り継ぎやついでに来るところ。そのせいか地元住民にとってはガサガサしていなくて住みやすいのです。特に有名な観光名所があるわけではなく、展望タワーもないし珍しい建造物もありません。

そんな中、ブリスベンのランドマークともいえるのがStory Bridgeです。街の中心にはブリスベン川が蛇行しながら流れているので橋はたくさんあるけど、その中でも圧倒的な存在なのがこれ。
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橋の上を歩いてみました。シドニーのハーバーブリッジを思い出すな?と思っていたら、同じ設計者だそうです。橋の頭頂部まで歩くツアーも出ています。
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橋の上から見るブリスベンの街。一番高いビルはタワーマンションです。アレが私の会社!
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川に沿ったお散歩道
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なんだかカワイくて撮ってしまった
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川沿いに絶壁が続きます。ここはロッククライミングの名所。杭も打っていないほとんど90度の絶壁をロープと素手を頼りに登るなんて
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いつ咲くんだかさっぱりわからない気まぐれなブーゲンビリアが満開でした。
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シティ側の橋のたもとのウォーターフロントにはおしゃれなレストランやカフェが集まっていて、夜はとってもロマンチック。夜出張から帰ってくると、飛行機の窓に最初に飛びこんでくるのがライトアップされたストーリーブリッジです。あーブリスベンに帰ってきたな?とほっとする橋なのです。
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プロフィール

divayoshiko

Author:divayoshiko
よりよい生活と仕事環境を求めて、日本の会社を辞めてオーストラリアに移住しました。IT技術者として生活を確立するまでの様子、日々の生活や仕事のこと、現地情報、オーストラリアや日本について感じることなどをつづっています。メルボルン在住。
Twitter @divayoshiko

これまでの歩み
2009年
4月  技術独立ビザで永住権取得
2010年
1月  東京からブリスベンに移住
2月  シドニーに移住
4月  ブリスベンに移住
5-6月 メルボルンに長期出張
2014年
2月  メルボルンに移住

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